アメリカの単位問題を解決する方法

アメリカに駐在していなくても、旅行で訪れた時や、インターネット・TVを見ていて、少し困惑するのが、アメリカで使われている単位の問題です。

それもそのはず、アメリカで用いられているのは「ヤード・ポンド法」でこの単位系を使用している国はアメリカとミャンマー、リベリアのみとなります。

※イギリスも「ヤード・ポンド法」を用いてましたが、1995年に「メートル法」に移行し、一部を除いて「ヤード・ポンド法」は使用禁止になっているようです。

※ミャンマーとリベリアはすでに「メートル法」への移行の動きがあるようです。

・アメリカと日本の単位系の違い

・アメリカでは「ヤード・ポンド法」が使用。

・日本は「メートル法」を使用。

駐在員はアメリカで仕事しているので、単位換算についてよく日本の友人や同僚・上司から聞かれるのではないでしょうか? すぐに答えれないと、”アメリカに住んでるのに、わからないの”と嫌味を言われたり、、、

仕事で使うときはしっかり計算した値が求められると思いますので、正式な値で計算しなければいけませんが、それ以外の日常では「だいたいの値を把握する」といった気持ちで考えると、ちょっと楽になります。

よく使われる単位を以下の表にまとめてみましたので、よかったら参考にしていただき、頭の片隅に覚えておいてみてください。これだけで十分だと思います。

もう少し詳しく、、、

温度

「時計の針と温度計測」

・摂氏:Celsius →頭文字を取って、「℃」表記されてます。


・華氏:Fahrenheit →頭文字を取って、「℉」表記されてます。


計算

℃=(5÷9) × (℉-32)

重さ

「コーラの重さでダンベルの重さを決めるダイエッター」[モデル:朽木誠一郎]

・オンス:Ounce 28.34gで1ポンド=16オンス

ステーキハウス、コーヒーショップなどでよく見ることができます。

・ポンド:Pound or lB 454g

体重を表すときに使用。

→ポンドとオンスの使い分けですが、明確な理由があるかわかりませんが、イメージとしてkgはポンド、gはオンスで使い分けています。

・ガロン:Gallon 3.785L

液体の量を表すときに使用。(ガソリンや牛乳など)


長さ

「車のスピードメーター」

・インチ:Inch 2.54cm

身長、ウェストのサイズなどで使用されます。

・フィート:Feet 30.48cm

こちらも身長や高さ、深さに使用されるケースが多いです。

・ヤード:Yard 91.44cm

アメリカンフットボールやゴルフなどフィールド上の距離や泳いだ距離、また手芸店で布を買うとき、長さを指定する際に使用します。

・マイル:Mile 1.6km

距離を表現する時、車のスピード表示などで使用。


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