国立公園を訪れるにあたって注意すること

8/27のニュースで面白い記事がありましたので、紹介します。

その内容とは、ある少女がテネシー州とノースカロライナ州の州境にあるグレート・スモーキー山脈国立公園を訪れた時、「公園内を流れる滝の近くから、小さな岩を1つ持って帰った」というもの。

ソース先:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/260879

その後、同公園の自然保護官たちの事務所に小包が届き、中を確認してみたところ、

ハート形の小さな石と、少女からの謝罪の手紙が入っていたとのことです。

謝罪の手紙の内容は、

少女
グレート・スモーキー山脈国立公園は本当にすてきな所で、特に滝が最高でした。
この場所の思い出に、私は石を1つ拾って持って帰ってきてしまいました。
ごめんなさい。元あった場所に戻してもらえますか?おねがいします。

実は国立公園の規則の1つとして、

国立公園など保護された場所から植物や鉱物を持ち出すことは禁止されています。

場所によっては国立公園のゲートを出る際にレンジャーに「何か持ち帰っていないか」や「トランクの中を開けて荷物を検査」といったことになる可能性もあります。

国立公園では公園を美しく維持し、生態系を壊さないために守るべき厳しいルールがいくつかあります。

違反をした場合は罰金対象になってしまうので気をつけましょう。

代表的なルールは以下となりますので、国立公園を訪問する場合は頭の片隅に入れておいて下さい。

①Take Nothing but Pictures; Leave Nothing but Footprints

→写真以外は何も撮らない、足跡以外は何も残さない

②Help Wildlife Stay Alive and Wild

→野生動物たちの生活をそのままに

Be Respectful

→敬意をもって

あと最近の追加ルールでは「ドローンの飛行はすべての場所で禁止」があります。

国立公園を訪問された方ならわかるかと思いますが、ふとこの大自然をドローンで空撮できれば、綺麗な動画が撮影できると思ったことないですか?!

残念ながら、2014年に禁止されてしまいました。その理由は「騒音による迷惑行為」「野生動物への配慮」「訪問者への安全配慮」だそうです。

せっかくの旅行で警察のお世話になるのは精神的にもショックを受けると思いますので、

記念にと軽い気持ちとは考えず、必ず最低限のルールは守りましょう!!

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