
アメリカ駐在が決まった日の夜、正直ほとんど眠れませんでした。
周囲からは
「すごいね」「期待されてるね」
と言われる一方で、頭の中は不安だらけ。
布団に入っても、次から次へと考えが浮かんできます。
最初に待っている「英語でのあいさつ」が怖すぎた
まず頭に浮かんだのが、これでした。
「最初のあいさつ、英語でちゃんと話せるだろうか…」
赴任初日、現地のオフィスで、
- 自己紹介
- 簡単なスピーチ
- 周囲との雑談
が待っているのは分かっていました。
でも当時の私は、
👉 英語が得意とは言えない
👉 むしろ苦手意識の方が強い
状態。
頭の中では文章を考えられても、
口に出すと全然出てこない。
「最初で失敗したらどう思われるんだろう」
「駐在員なのに、英語できないと思われたら終わりじゃないか」
そんなことばかり考えていました。
「期待されて行くのに、馴染めず帰国したらどうしよう」
次に浮かんだ不安は、もっと重たいものでした。
「現地の人とうまく馴染めなかったらどうしよう」
駐在員として行く以上、
ある程度は「できる人」「期待されている人」という見られ方をします。
でも、
- 雑談についていけない
- 会議で発言できない
- 距離が縮まらない
そんな状態が続いたら?
👉 「あの人、結局使えなかったね」
👉 「早めに帰国させた方がいいんじゃない?」
そんな評価をされて、
数年も経たずに帰国になるのではないか。
考え出すと止まりませんでした。
「駐在って、実は結構シビアなんじゃないか」
そんな怖さがありました。
家族を連れて行く責任が重すぎた
不安は仕事だけではありません。
家族のことが一番重かった。
- 生活はちゃんと成り立つのか
- 子どもの学校は大丈夫なのか
- トラブルが起きた時、英語で対応できるのか
「自分一人なら、最悪どうにでもなる」
でも、
👉 家族がいると話は別。
もし何かあった時、
ちゃんとフォローできる自信がなかった。
それが正直な気持ちです。
とにかく「不安しかなかった」
今振り返ると、
ポジティブな期待よりも、不安の方が圧倒的に大きかったと思います。
- 英語
- 仕事
- 人間関係
- 生活
- 家族
全部が未知。
「ワクワク」よりも、
「大丈夫かな…」が頭を占めていました。
事前に英会話スクールにも通った。でも…
「このままじゃダメだ」と思い、
駐在前に英会話スクールにも通いました。
でも現実は厳しかった。
- 簡単な質問でも言葉が詰まる
- 先生の英語が聞き取れない
- 周りの受講生と比べて落ち込む
正直、
👉 「あれ…自分、全然しゃべれてない」
という感覚ばかり。
「こんな状態で、本当に駐在できるのか?」
不安はむしろ増えていきました。
それでも、7年駐在できた理由
ここまで読むと、
「じゃあ、どうなったの?」と思うかもしれません。
結論から言うと、
👉 英語が得意でなくても、駐在はなんとかなりました。
もちろん、最初は大変でした。
失敗もたくさんしました。
でも、出発前に想像していた
- 即帰国
- 評価が終わる
- 家族が崩れる
そんな最悪の未来にはなりませんでした。
なぜか?
それは、
- 不安の正体を知った
- 事前に準備すべきことが分かった
- 「完璧じゃなくていい」と気づいた
からです。
不安の多くは「知らないこと」から生まれる
今ならはっきり言えます。
👉 駐在前の不安の正体は、ほとんどが「情報不足」でした。
- 何が起きるのか分からない
- どこまで準備すればいいか分からない
- 失敗していいラインが分からない
これが不安を大きくしていました。
だからこのブログを書いています
このブログは、
👉 かつての自分に向けて書いています。
英語が苦手で、
不安で、
眠れなかったあの頃の自分に、
「大丈夫」
「ここだけ押さえればいい」
と伝えるためのブログです。
次に読んでほしい記事
もし今、あなたが
「自分も同じ不安を感じている」
と思ったなら、次の記事から読んでみてください。
▶ 駐在前にやっておいてよかった英語準備
▶ 英語ができないままアメリカ駐在になって、最初の2週間が一番上達する理由
▶ アメリカ駐在のメリット・デメリット|家族帯同で感じたリアルな現実
最後に
英語ができなくても、
不安だらけでも、
アメリカ駐在はなんとかなります。
ただし——
👉 「知っているかどうか」で、しんどさは大きく変わります。
このブログが、
あなたが眠れない夜を少しでも減らせたら嬉しいです。




