
アメリカ駐在も3年、4年と経つと、赴任当初と比べて英語にも少しずつ慣れてきます。
最初は何を言っているのか分からなかった会議も、ある程度は聞き取れるようになる。
現地スタッフとの雑談も、以前ほど緊張しなくなる。
電話やメールも、なんとか対応できる。
そんな駐在生活の終盤で、会社から突然、
「駐在期間でどのくらい英語力が伸びたのか確認したいので、TOEICを受けてください」
と言われることがあります。
私もアメリカ駐在中にTOEICを受験しました。
そのとき最初に思ったのが、
「そもそもTOEICってアメリカで受けられるの?」
ということでした。
TOEICというと、日本や韓国などで受験者が多いイメージがあり、
「アメリカでは受けられないのでは?」
「一時帰国したタイミングで受けるしかない?」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、アメリカでもTOEICは受験できます。
しかも申し込みはオンラインで完結するので、思っていたほど難しくありませんでした。
この記事では、実際にアメリカ駐在中にTOEICを受けた経験をもとに、アメリカでTOEICを受験する方法と申し込み手順を紹介します。
アメリカ駐在中でもTOEICは受験できる
結論からいうと、
アメリカでもTOEICを受験できます。
そのため、
「TOEICを受けるためだけに日本へ一時帰国しなければならない」
ということはありません。
駐在中に会社からスコアの提出を求められた場合でも、アメリカ国内で受験できます。
申し込みもオンラインで行えるため、受験できる会場と日程さえ見つかれば、それほど難しい手続きではありません。
私が申し込んだときも、
「海外でTOEICを申し込むのは面倒そう……」
と思っていましたが、実際にやってみるとスムーズでした。
アメリカ駐在中でもTOEICは受験可能。日本へ一時帰国せず、オンラインで申し込みできます。
なぜ駐在中にTOEICを受けるのか?
数年間アメリカで仕事をしていると、
「TOEICなんて今さら必要?」
と思う人もいるかもしれません。
実際の仕事では、TOEICの点数より、
- 会議で発言できる
- 相手の英語を理解できる
- 電話で対応できる
- 英語で説明・交渉できる
といった能力の方が重要です。
これは私もその通りだと思います。
一方で、会社側からすると、
「海外駐在を通じて英語力がどの程度向上したのか」
を客観的な数字で確認したい場合があります。
特に赴任前にもTOEICを受けていれば、
赴任前500点 → 駐在後700点
といった形で比較できます。
実際の英語力をTOEICだけで判断することはできませんが、英語力の変化を数字で確認できるという意味では、分かりやすい指標です。
駐在生活の終盤で受験しておけば、帰国後の社内評価や異動などで英語力を説明するときにも使いやすくなります。
アメリカで受けられるTOEICとは?
アメリカではETSのサイトからTOEICの受験登録を行います。
基本的なポイントは、
- TOEICをアメリカ国内で受験可能
- 申し込みはオンライン
- 受験会場・日程を選択
- 申し込み時に写真が必要
といったところです。
ただし、受験料や会場、試験方式、必要書類などは変更される可能性があります。
この記事の情報だけで申し込むのではなく、実際に受験するときには必ずETS公式サイトで最新情報を確認してください。
アメリカでTOEICを受験する手順
私が受験した際の申し込みは、それほど難しいものではありませんでした。
大まかな流れは5ステップです。
STEP1|TOEICの公式登録ページへアクセス
まずTOEICのオンライン登録ページへアクセスします。
以前は「TOEIC RTS ETS」などで検索すると登録ページを探すことができました。
サイトのURLや画面構成は変更される可能性があるので、古いURLをブックマークするより、ETSの公式情報から現在の登録ページを確認することをおすすめします。
STEP2|受験登録を開始する
登録ページから受験申し込みへ進みます。
私が利用したときは「Begin Registration」から登録を開始する形式でした。
英語のサイトなので最初は少し身構えるかもしれません。
ただ、数年間アメリカで駐在している人なら、それほど難しい英語ではないと思います。
STEP3|United StatesとTOEICを選択
次に受験する国やテストを選択します。
私が登録した際は、
Country:United States
Test Type:TOEIC
を選択しました。
その後、Test Center(試験会場)やDate(受験日)を指定して検索します。
STEP4|会場と空席を確認する
検索すると、受験できる会場と日程が表示されます。
希望する日程に空席があれば、そのまま予約へ進みます。
ここで注意したいのが、日本ほどTOEICの受験会場や日程が豊富とは限らないことです。
会社から、
「○月までにTOEICスコアを提出してください」
と言われている場合は、ギリギリになってから探すのではなく、早めに会場を確認した方が安心です。
STEP5|個人情報と写真を登録する
最後に、
- 氏名
- 住所
- 必要な本人情報
- 顔写真
などを入力・登録します。
私の場合、顔写真はスマートフォンで撮影したものを調整して使用しました。
ただし、写真や本人確認書類についても規定があります。
受験時点の公式ガイドラインを必ず確認してください。
アメリカでのTOEIC申し込みはオンラインで進められます。会場や日程には限りがあるため、早めの確認がおすすめです。
アメリカでのTOEIC受験料は?
私が受験した当時の受験料は、
75ドルでした。
日本のTOEICと比べると、
「ちょっと高いな」
と感じました。
ただ、駐在中に会社からTOEICの受験を求められている場合や、帰国前に現在の英語力を確認しておきたい場合には十分選択肢になると思います。
なお、受験料は変更される可能性があります。
この記事を読んだ時点での料金については、申し込み前に公式サイトで確認してください。
実際にアメリカでTOEICを受けてみた感想
私自身、申し込む前は、
「アメリカでTOEICを受けるのは面倒そう」
と思っていました。
しかし、実際にやってみると、申し込み自体で大きく困ることはありませんでした。
むしろ興味深かったのは、
数年間アメリカで生活したあと、自分の英語力がどの程度変わったのかを数字で確認できること
でした。
駐在していると、英語力の向上は意外と自分では分かりません。
毎日英語を聞いているので、
「昔より聞き取れるようになった気はする」
くらいの感覚になってしまいます。
TOEICを受けることで、駐在前と現在の英語力を比較する一つの材料になります。
駐在終盤だからこそTOEICを受ける意味がある
駐在3〜5年目になると、赴任当初ほど英語の勉強をしなくなる人も多いと思います。
仕事はある程度こなせる。
生活にも困らない。
英語が完璧ではなくても、なんとかなる。
私自身もそんな感覚がありました。
だからこそ、帰国が見えてきたタイミングで一度TOEICを受けてみるのは面白いと思います。
「海外駐在を経験して、自分の英語力はどのくらい変わったのか?」
を客観的に確認できるからです。
そして、思ったほどスコアが伸びていなければ、それも一つの気づきになります。
帰国まで残り半年あるなら、そこからもう一度英語学習を始めるきっかけにもできます。
まとめ|アメリカ駐在中でもTOEICは受験できる
アメリカ駐在中でも、TOEICを受験することは可能です。
私が受験した際も、オンラインで申し込みを進めることができました。
大まかな流れは、
公式サイト → 受験登録 → 国・テスト選択 → 会場・日程選択 → 個人情報・写真登録
です。
海外駐在が終盤に差し掛かると、
「数年間の駐在で、自分の英語力はどれくらい伸びたんだろう?」
と思うことがあります。
日々の仕事で英語が使えるようになったこと自体が一番大きな成果ですが、それを客観的な数字で確認する手段としてTOEICを使うのも一つの方法です。
会社からTOEICスコアの提出を求められた方も、
「日本へ帰らないと受けられないのでは?」
と心配する必要はありません。
まずはETSの公式情報から、近くの受験会場と日程を確認してみてください。
次におすすめの記事
▶駐在員の英語リスニングが伸びない本当の原因は「発音」 | 英語が苦手な30代メーカー社員と家族のための、アメリカ駐在準備・生活ブログ
▶ 英語ができなくても駐在は乗り切れる|あきらめるのは“あり”だと思う理由 | 英語が苦手な30代メーカー社員と家族のための、アメリカ駐在準備・生活ブログ




