
アメリカ駐在では、日本とは少し違った形で送別会が行われます。
数年間一緒に仕事をした同僚や、子どもを通じて仲良くなった駐妻仲間が本帰国することになり、「最後に何か喜ばれるプレゼントを贈りたい」と考える方も多いでしょう。
しかし、実際に選び始めると意外と難しいものです。
「日本へ持ち帰れるものがいいかな。」
「アメリカらしい思い出になるものがいいかな。」
「家族全員が喜ぶものって何だろう。」
私自身もアメリカ駐在を約7年間経験し、多くの送別会に参加しました。
その中で感じたのは、
**一番喜ばれるプレゼントは、高価なものではなく「相手のことを考えて選んだもの」**だということです。
また、アメリカ駐在ならではの特徴もあります。
- 帰国時は荷物が多い
- 日本では買えないアメリカ限定品が喜ばれる
- 家族ぐるみの付き合いが多い
- 思い出を大切にする文化がある
こうした事情を知っているだけでも、プレゼント選びはぐっと楽になります。
この記事では、7年間のアメリカ駐在経験をもとに、
- 本当に喜ばれた送別プレゼント
- 避けた方がいいプレゼント
- 最後に一番心に残る贈り物
まで、実体験を交えて紹介します。
帰国する方へ「ありがとう」の気持ちが伝わるプレゼント選びの参考になれば幸いです。
アメリカ駐在の送別プレゼントを選ぶ3つのポイント

プレゼントを選ぶ前に、まず押さえておきたいポイントがあります。
実際に駐在生活を経験して感じたのは、プレゼントの値段よりも、「帰国する人の立場」を考えて選ぶことが何より大切だということです。
① 持ち帰りやすいもの
本帰国では家具や生活用品など大量の荷物を日本へ送ります。
そのため、
- 大きいもの
- 重いもの
- 割れやすいもの
は、相手にとって負担になってしまうことがあります。
おすすめなのは、
- ティータオル
- ポーチ
- タンブラー
- アルバム
など、スーツケースにも入れやすいものです。
② アメリカらしいもの
せっかく数年間アメリカで生活したのであれば、日本では手に入りにくいものは特別な思い出になります。
例えば、
- 州限定グッズ
- アメリカブランド
- ご当地デザイン
などは非常に人気があります。
「これを見るとアメリカを思い出す」
そんなプレゼントは長く大切にしてもらえます。
③ 思い出が残るもの
一番喜ばれるのは、
実は"モノ"ではなく"思い出"です。
写真
メッセージ
寄せ書き
アルバム
子どもからの手紙
などは、何年経っても見返したくなる宝物になります。
アメリカ駐在で人気の送別プレゼントランキングTOP8

ここからは、実際に送別会でよく贈られていたプレゼントをランキング形式で紹介します。
(以下ランキング)
1位 Catstudioの州マップグッズ
駐在員の送別プレゼントとして定番レベルで人気なのがこれです。

Catstudioは
- 州デザインのトートバッグ
- ティータオル
- ポーチ
などを販売しているブランドです。
特徴は
- アメリカの州の名所がデザインされている
- 思い出として残る
- 軽くて持ち帰りやすい
特にティータオルは人気があります。
2位 メッセージアルバム
相手に気持ちをしっかり伝えたいなら、メッセージアルバムや寄せ書きがおすすめです。
数年間一緒に過ごした駐妻仲間や、子ども同士が仲良かった家族へのプレゼントでは、ブランド品よりもメッセージの方が心に残ることがあります。
家族ごとに1ページを担当し、
- 一緒に行った旅行の写真
- BBQやホームパーティーの写真
- 大人からのメッセージ
- 子どもが描いた絵や手紙
などをまとめると、世界に一つだけのアルバムになります。
特に子どもの手書きメッセージは、きれいに仕上げることより、今の年齢でしか書けない文字や絵を残すことに価値があります。
人数が5家族程度いるなら、オンラインで担当ページを割り振ると準備も進めやすくなります。時間はかかりますが、帰国後も何度も開いてもらえる可能性が高い送別プレゼントです。
3位 Starbucksのご当地マグカップ
アメリカのスターバックスで販売されている州・都市限定マグカップも、定番の送別品です。
Texas、California、Arizona、Floridaなど、それぞれの地域をイメージした観光地や食べ物が描かれており、アメリカ駐在の記念品として人気があります。
実用品なので、帰国後も普段のコーヒーや紅茶に使えるのが魅力です。商品を見るたびに、住んでいた州や友人との時間を思い出してもらえます。
一方、マグカップは割れ物であり、帰国時には少し気を使わせる可能性があります。贈る場合は緩衝材で丁寧に包み、できれば本人がすでに同じデザインを持っていないか、さりげなく確認しておきましょう。
比較的手頃な価格なので、写真やメッセージカードと組み合わせるギフトとしても使いやすいです。
④ YETI・Hydro Flask
4位 YETI・Hydro Flask
実用性を重視するなら、YETIやHydro Flaskなどのタンブラー・ボトルも喜ばれます。
どちらもアメリカ生活では身近なブランドで、保温・保冷性能が高く、日常生活だけでなく、通勤、スポーツ、キャンプなど幅広い場面で使えます。
特にYETIは耐久性があり、日本ではアメリカより価格が高かったり、デザインによっては入手しにくかったりするため、駐在の記念品にも向いています。
家族連名で少し予算をかけるなら、名前や帰国年を入れたオリジナル加工も選択肢です。ただし、名前を大きく入れすぎると使う場面が限られるため、小さなイニシャル程度が無難でしょう。
相手の好きな色が分かっている場合や、アウトドア・スポーツが好きな家庭には、長く使えて実用性の高い送別プレゼントになります。
5位 カッティングボード(州デザイン)
実は意外と喜ばれるのが **カッティングボード(まな板)**です。
アメリカでは、各州の形をしたカッティングボードが販売されており、
インテリアとしても使えるおしゃれなキッチン雑貨として人気があります。
例えば
- Texas(テキサス州型)
- California(カリフォルニア州型)
- Arizona(アリゾナ州型)
など、その州の形をしたデザインになっているため、
「住んでいた州の思い出」として残るプレゼントになります。

また、サイズもそこまで大きくないため、
帰国時の荷物として持ち帰りやすいのもポイントです。
料理が好きな人や、キッチン雑貨が好きな人には特に喜ばれます。
気になる方は、Amazonなどで
「State Cutting Board」 と検索すると多くの商品が見つかります。
これもアメリカの各州にあわせた形のものが売ってます。
6位 写真入りフォトフレーム
一緒に過ごした時間を形に残したいものの、アルバムを作る時間がない場合は、写真入りフォトフレームがおすすめです。
例えば、
- 家族ぐるみで行った旅行
- 自宅で開いたホームパーティー
- 子どもたちの学校行事
- 季節のイベント
- 最後の送別会
など、相手にとって印象深い写真を選びます。
1枚の写真を大きく飾ってもよいですし、数枚を組み合わせたコラージュ形式でもよいでしょう。写真の下に駐在地や滞在期間、短いメッセージを添えると、より特別感が出ます。
ただし、フォトフレーム自体が大きすぎたり、ガラス製で重かったりすると帰国時の負担になります。軽量で割れにくい素材を選ぶことが大切です。
思い出を形にしながら、準備の負担も抑えたい方に向いています。
7位 クラフトビール
お酒が好きな方には、現地のクラフトビールもおすすめです。
アメリカには地域ごとに個性的なブルワリーがあり、IPA、Pale Ale、Stout、Sourなど、日本では見かけにくい種類も豊富です。住んでいた地域のビールを選べば、アメリカらしさも演出できます。
ただし、本帰国時に持ち帰るプレゼントとしては注意が必要です。瓶や缶は重く、航空会社や日本への持ち込みルールも確認する必要があります。そのため、帰国直前に大量に贈るのではなく、送別会当日に楽しめる程度の本数にするのがおすすめです。
「日本へ持ち帰ってもらう記念品」ではなく、最後の時間を一緒に楽しむためのプレゼントと考えるとよいでしょう。メッセージカードや記念グラスを添える方法もあります。
8位 ギフトカード
相手の好みが分からない場合や、送別会まで時間がない場合には、ギフトカードが便利です。
Amazon、Target、Starbucksなど、帰国前にも利用しやすい店舗を選べば、引っ越し準備に必要なものや、最後のアメリカ生活で欲しいものを自由に購入してもらえます。
特に帰国直前は、消耗品の買い足しや外食、ちょっとした休憩が増えるため、実用面では非常に助かるプレゼントです。
ただし、ギフトカードだけでは、少し事務的な印象になることもあります。また、アメリカのギフトカードは日本で利用できない場合が多いため、帰国までに使い切れる金額にしてください。
手書きのメッセージや子どもの写真を添えることで、実用性と気持ちの両方が伝わるギフトになります。
送別プレゼントで避けた方がいいもの

逆に、実際にもらって困るプレゼントもあります。
大きなインテリア
帰国時に荷物になります。
割れ物
輸送中に破損する可能性があります。
消費期限が短い食品
帰国準備中は忙しく、食べきれないことがあります。
趣味が分かれるもの
香水
置物
服
などは好みが分かれるため注意しましょう。
私が一番喜ばれたと思うのは「気持ち」が伝わるプレゼント

ここまで様々なプレゼントを紹介してきましたが、7年間の駐在生活を振り返って感じることがあります。
それは、
本当に心に残るプレゼントは、高価なものではなく「気持ち」が伝わる贈り物だったということです。
実際、私が送別会で特に印象に残っているのは、
- みんなからの寄せ書き
- 子どもたちが描いてくれた手紙
- 一緒に旅行へ行った写真をまとめたアルバム
- 送別会で上映してくれたスライドショー
でした。
どれも値段では測れません。
しかし、帰国後に見返すたびに、当時の仲間や景色、笑顔が鮮明によみがえります。
駐在生活は、仕事だけでなく、人との出会いが大きな財産です。
だからこそ、プレゼントを選ぶときは、
「何を贈るか」
だけではなく、
「ありがとう」をどう伝えるか
を考えてみてください。
その気持ちは、きっと相手に伝わります。
まとめ|送別プレゼントは「モノ」より「思い出」が一番喜ばれる
最後に、この記事のポイントをまとめます。
✅ プレゼント選びで大切なのは
- 持ち帰りやすい
- アメリカらしい
- 思い出に残る
この3つです。
おすすめは、
- Catstudio
- メッセージアルバム
- 州限定マグ
- YETI
- カッティングボード
- フォトフレーム
- クラフトビール
- ギフトカード
そして何より、
最後まで心に残るのは、プレゼントそのものではなく、一緒に過ごした時間や感謝の気持ちです。
帰国するご家族に「アメリカで出会えて本当に良かった」と思ってもらえるような、温かい送別会になることを願っています。


