
「海外駐在なら自然とお金が貯まる」と思っていませんか?
海外駐在が決まると、多くの人が一度はこんな話を聞きます。
「海外駐在はお金が貯まるよ。」
家賃補助がある。
海外赴任手当がある。
税金面で有利になるケースもある。
確かに、日本勤務と比べて自由に使えるお金(可処分所得)が増える人は少なくありません。
そのため、
「5年駐在すれば1,000万円くらい貯まるかな。」
そんな期待を持つ方も多いでしょう。
私もその一人でした。
メーカー勤務でアメリカ駐在が決まり、
「数年頑張れば住宅購入の頭金くらいは余裕で貯まるだろう。」
そう考えていました。
しかし、現実は想像とは違いました。
結論:海外駐在でも、お金は勝手には貯まりません
結論からお伝えします。
海外駐在だからといって、自動的にお金が貯まるわけではありません。
私自身、アメリカに約8年間駐在していました。
帰国するとき、現地口座に残っていたお金は約3,000ドル。
決して浪費しているつもりはありませんでした。
ブランド品を買い漁ったわけでもありません。
高級車を乗り回していたわけでもありません。
それでも、思った以上にお金は残りませんでした。
「せっかくだから」が積み重なっていた
振り返ると原因は非常にシンプルでした。
「せっかくアメリカにいるんだから。」
この一言です。
旅行
外食
スポーツ観戦
買い物
日本では経験できないことばかり。
毎回、
「今しかない。」
そう思っていました。
一回一回は数万円。
しかし、
その数万円が何百回も積み重なっていました。
唯一救いだったのは車でした
そんな中で救いだったのが車です。
私は約24,000ドルでSUVを購入しました。
そして帰国時には約20,000ドルで売却できました。
約4,000ドルの負担で8年間乗れた計算になります。
アメリカでは、
日本車
SUV
この2つは非常に人気があります。
リセールバリューが高く、
帰国時にも比較的高値で売却できます。
これだけでも数十万円単位の差になります。
海外駐在なのにお金が貯まらない人の5つの共通点
① 旅行が趣味になってしまう
(旅行の話をさらに具体的に)
私は年間4〜5回は旅行へ行っていました。
ラスベガス
ニューヨーク
フロリダ
カナダ
ハワイ
日本からでは行きづらい場所へ、
「今しか行けない。」
そう思っていました。
しかし、
旅行は最も家計へのインパクトが大きい支出です。
航空券
ホテル
レンタカー
ガソリン
食事
お土産
家族4人なら、一度の旅行で30〜60万円になることも珍しくありません。
年に5回なら150〜300万円。
この金額を投資していたらどうなっていたか。
今では時々考えることがあります。
対策
旅行は回数ではなく、
「年間予算」
を先に決めることです。
② 「今しかない」が口癖になる
海外駐在では、
「せっかく」
という言葉が何度も出てきます。
NBA
MLB
ディズニー
ラスベガス
高級レストラン
全部魅力的です。
もちろん経験は大切です。
でも、
全部行く必要はありません。
駐在期間は数年あります。
優先順位を決めるだけで、お金の残り方は大きく変わります。
③ 南米旅行は想像以上に高い
(ここは現体験を入れるとさらに説得力が増します)
アメリカにいると、
南米旅行へのハードルが一気に下がります。
マチュピチュ
ウユニ塩湖
イグアスの滝
どれも一生に一度は行きたい場所です。
しかし、
家族旅行になると100万円を超えるケースもあります。
大型旅行は、
「任期中に1〜2回」
と決めるだけでも貯蓄はかなり変わります。
④ 外食が当たり前になる
アメリカは外食費が本当に高いです。
チップもあります。
家族4人なら、
一回15,000円近くになることも珍しくありません。
これが週2〜3回続くと、
年間100万円近い差になります。
私も途中から、
平日は自炊
休日だけ外食
に切り替えました。
⑤ 「手当があるから大丈夫」と思ってしまう
これが一番危険です。
海外赴任手当があることで、
財布の紐が緩みます。
収入が増えると、
生活レベルも自然と上がります。
すると、
気付けば毎月ほとんど残らない。
お金が貯まる人は違います。
給料日に
・投資
・貯金
・日本口座へ送金
これを自動化しています。
「余ったら貯金」ではなく、「最初に貯金」が鉄則です。
私がもう一度駐在するなら、絶対にやること
もし今もう一度海外駐在になるなら、私は次の3つを必ず実践します。
- 毎月の貯蓄額を最初に決める(先取り貯金・投資)
- 旅行予算を年間で決める
- 車はリセールを前提に日本メーカーのSUVを選ぶ
この3つだけでも、帰国時の資産額は数百万円単位で変わると感じています。
海外駐在は「人生で一番お金が貯まる時期」にもなる
海外駐在は、
人生で最も資産形成しやすいタイミングの一つです。
家賃補助
各種手当
給与アップ
これらを活かせば、大きく資産を増やせます。
一方で、
何となく過ごしてしまうと、
私のように
「もっと貯められたはずだった。」
という後悔にもつながります。
まとめ
海外駐在は、お金が貯まりやすい環境であることは間違いありません。
しかし、それだけで資産が増えるわけではありません。
私自身、約8年間のアメリカ駐在を経験して痛感したのは、**「収入よりも、お金の使い方が結果を決める」**ということです。
旅行も、外食も、現地でしかできない経験も、駐在生活を豊かにしてくれます。
だからこそ、「楽しむこと」と「資産を残すこと」のバランスが大切です。
数年後に帰国するとき、
「駐在して本当に良かった。」
そう思えるように、今日から少しだけお金との付き合い方を意識してみてください。
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駐在は、人生の中でも資産を大きく増やせる“ゴールデンタイム”です。
しかし、何となく過ごしてしまうと私のように「もっと貯められたはず…」と後悔することにもなりかねません。
後悔しないためにも、駐在者に最適なお金の増やし方をまとめた**「海外駐在中に資産を増やすロードマップ」**をぜひチェックしてみてください。

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