
はじめに|同じ年数いても、英語力は驚くほど差がつく
アメリカ駐在をしていると、よくこんな話を聞きます。
- 「あの人、10年いるのに英語ほとんど話せないよね」
- 「まだ3年なのに、もう普通に現地と会話してる」
同じ国・同じ環境・同じ会社なのに、
英語力には大きな差が生まれます。
ではその違いは、
- センス?
- 頭の良さ?
- 年齢?
結論から言うと、
どれも違います。
結論|違いは「英語への向き合い方」だけ
駐在員の英語が伸びる・伸びないを分ける決定的な違いは、
英語を「環境任せ」にしているか
「自分で設計しているか」
ただそれだけです。
英語が伸びない駐在員の特徴
まずは、伸びない人の共通点から整理します。
※過去の自分も含めて、かなり当てはまっていました。
①「住んでいればそのうち話せる」と思っている
これは一番多いパターンです。
- 英語圏にいる
- 毎日英語を聞いている
- 現地社員と働いている
だから、
「自然と英語は身につくはず」
と思ってしまう。
現実はどうなるか?
- 聞き取れない英語は、ずっと聞き取れない
- 話せないフレーズは、何年経っても出てこない
- 「慣れた英語」しか分からない
👉 英語力はほぼ横ばいになります。
② 英語ができない原因を「忙しさ」のせいにする
- 仕事が忙しい
- 家族サービスがある
- 勉強する時間がない
これは事実です。
でも、ここで差が生まれます。
伸びない人の思考
「今は忙しいから仕方ない」
「落ち着いたらやる」
👉 結果:一生やらない
③ 恥をかくのが怖くて、英語を避ける
- 電話を取らない
- 会議では黙る
- 難しい話は日本人に任せる
短期的には楽です。
でもその代償として、
👉 英語に触れる回数が激減します。
④ 勉強方法がフワッとしている
- とりあえず英語を聞く
- とりあえず英語を話す
- とりあえずアプリを触る
👉 目的もゴールもない
この状態だと、
「頑張ってる感」はあっても成果は出ません。
英語が伸びる駐在員の特徴
一方で、英語が伸びる人には
はっきりした共通点があります。
① 英語を「スキル」と割り切っている
伸びる人は、英語をこう捉えています。
英語は才能ではなく、業務スキルの一つ
だから、
- 感情を入れすぎない
- 完璧を目指さない
- 必要な分だけ伸ばす
非常に冷静です。
② 最初に「聞く力」を優先している
伸びる人ほど、最初にこう考えます。
話す前に、まず理解できるようになろう
理由はシンプル。
- 相手の話が分からないと、会話は成立しない
- 理解できれば、多少拙くても返せる
👉 リスニング最優先
③ 「できない前提」で英語を使っている
伸びる人は、
- 聞き返す
- 確認する
- メールに切り替える
ことを当然の行為だと思っています。
英語ができない → ダメ
ではなく
英語ができない → 対処すればいい
この思考が、英語使用の心理的ハードルを下げます。
④ 英語学習を「最小単位」に分解している
伸びる人は、
- 会議英語
- 電話英語
- メール英語
を別物として扱います。
全部まとめて「英会話」とは考えません。
👉 だから対策が具体的
👉 成長を実感しやすい
実は一番大きな違い
ここが一番重要です。
英語が伸びる人は、
「英語ができない自分」を早く受け入れている
逆に伸びない人は、
「できない自分」を直視しない
受け入れた人は、行動できる
- 基礎からやり直す
- 恥をかく
- 失敗する
これを「当たり前」として通ります。
まとめ|あなたはどちら側にいる?
最後に整理します。
英語が伸びない人
- 環境任せ
- 忙しさ言い訳
- 恥を避ける
- 勉強が曖昧
英語が伸びる人
- 自分で設計
- 優先順位が明確
- できない前提
- 対策が具体的
この違いは、
今日からでも変えられます。


