
海外駐在が決まったとき、
嬉しさと同時にこんな不安がよぎりませんでしたか?
「英語ができないままで本当に大丈夫だろうか…」
「駐在前にどんな英語準備をすればいい?」
「今から勉強して間に合うの?」
私もまったく同じでした。
英語に自信はなく、TOEICも400点台で、けっして高得点ではない。
それでもアメリカ駐在が決まり、正直かなり焦りました。
この記事では、英語ができない状態で海外駐在を経験した立場から、
・駐在前に本当にやってよかった英語準備
・正直やらなくてもよかった勉強
・英語力が伸びた本当のタイミング
を、リアルにお伝えします。
結論:駐在前の英語準備は「初期ストレスを減らす」が正解
最初に結論です。
駐在前の英語準備で大切なのは、
- 話せるようになること
- ネイティブ並みを目指すこと
ではありません。
目的はただ一つ。
駐在初期のストレスを減らすこと。
英語力は、駐在後に自然と伸びます。
特にヒアリングは、日本にいたときに比べて、
あまり勉強せずとも各段に上達します。
でも、最初の数週間は本当にきつい。
だからこそ、「最低限困らない準備」が最強です。
駐在前にやっておいてよかった英語準備5選【英語ができない人向け】
① 自己紹介を「暗記レベル」まで仕上げる
これは本当にやってよかった内容です。
駐在初日は、自己紹介の連続です。
・名前
・所属/役職
・仕事内容
・家族構成
これを「考えずに口から出る状態」にする。
内容は完璧でなくていいんです。
重要なのは、
スムーズに言えること=自信につながること。
相手にどういう人なのか知ってもらうこと。
英語が少しできると思わせることです。
自己紹介で詰まらないだけで、最初の印象が大きく変わり、
その後のコミュニケーションがスムーズに進んでいきます。
② 会議でよく使うフレーズだけ覚える
英語会議で最初に困るのは、
「何を言うか」より
「どう切り出すか」です。
例えば、
- I agree / I disagree
- Just to confirm…
- Let me check and get back to you.
- Could you clarify that point?
これらのフレーズを覚えておくだけで、
✔ 会議に参加できる
✔ 発言のハードルが下がる
✔ 沈黙のストレスが減る
英語力よりも「参加力」が重要です。
③ メールの定型文をストックしておく
駐在初期は、
話す英語より書く英語の方が先に必要になります。
- 依頼メール
- 確認メール
- お礼メール
これらを、
- 件名
- 冒頭
- 締め
まで含めてテンプレ化しておくと、
現地に着いてから本当に助かります。
④ 自分の仕事で使う単語だけを徹底的に調べる
単語帳を1冊やるより、
圧倒的に効率が良かったのがこれです。
- 自分の部署
- 製品・サービス
- 会議で必ず出てくる単語
を事前に英語で確認しておくだけ。
「聞いたことがある、知っている」状態を作るだけで、
現地での理解スピードがかなり違います。
単語をつなぎ合わせて、喋っている内容を予想することができますし、
質問はと聞かれた際に、
質問となる打開策を見出すことができます。
⑤ 「完璧じゃなくていい」と割り切る
英語準備で一番大事だったのは、実はこれです。
- 文法が多少おかしくてもいい
- 発音が完璧じゃなくてもいい
- 詰まってもいい
- スピードが多少遅くてもいい
「通じればOK」と割り切れるようになったことで、
現地で英語を使うことへの抵抗が、一気になくなりました。
アメリカは他民族国家です。
自分ひとりが特に英語は話せないと思い込まず、
実はアメリカに住んでいるほかの国の方も同様に英語をうまく話せないです。
現に無料で開催される集団での英語スクールに参加してみると、
カメルーン人、ベトナム人、ケニア人など
ほとんどの人が文法関係なく、
大きな声でしゃべってます。
あとで先生に、
"よく話していること理解できますね"と質問したことがありましたが、
回答は、"ほぼ何しゃべっているか、わからない"
ということでした。
日本人はよく、完璧な英語を求めているのが一番の障壁だといわれてます。
私も同じように悩んでいましたが、
後から振り返ると「最初にやるべきこと」はかなりシンプルでした。
英語ができない状態から、
一番効果があった勉強法はこちらにまとめています。
正直、やらなくてもよかった英語準備
参考までに、
「これは駐在前にやらなくてもよかったな」と感じたものも挙げます。
- 難しい英文法の勉強
- 単語帳の丸暗記
- ネイティブ向けニュースの聞き流し
これらは、
駐在後に必要になったタイミングでやる方が効率的でした。
英語力が本当に伸びたのは駐在後
これは多くの駐在員が感じることだと思いますが、
英語が伸びるのは、圧倒的に駐在後です。
- 毎日使う
- 逃げ場がない
- 仕事で必要
この環境には、
どんな教材も勝てません。
だからこそ、
駐在前は「準備しすぎない」ことも大切だと思います。
まとめ|駐在前の英語準備は「軽く・実用的に」
- 目標は「話せるようになる」ではない
- 初期ストレスを減らす準備が最優先
- 自己紹介・定型フレーズ・メールが最重要
- 英語力は駐在後に自然と伸びる
英語ができないまま海外駐在になるのは、不安で当然です。
でも、正しい準備をすれば、
「なんとかなる状態」は作れます。
英語はある日突然すらすらしゃべるようにはなりません。
一つのことの積み重ねで、
1文がしゃべれるようになる。
次にこの単語をつなげてみよう、この単語を使ってみようと、
どんどんと引き出していく感じです。
そして気づけば、
英語は少しずつ伸びています。





