
2020年6月からアメリカのスターバックスで販売が開始された「インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチ」ですが、
使用しているミートが「植物由来の人口肉」ということで話題になりました。

この植物由来の人工肉はインポッシブル・フーズから提供され、
インポッシブル・フーズは2019年から試験的にバーガーキングで販売されている「Impossible WHOPPER」に次いで二つ目のメジャーチェーンへの採用となります。
スターバックスが発表したインポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチは、
植物由来の人工肉「Impossible Meat」のソーセージと
平飼いのニワトリが生んだ卵を使った目玉焼き、
熟成チェダーチーズを、チャバッタといわれるパンで挟んだかなりシンプルなサンドイッチです。
価格は地域にとって多少異なるが約5ドル(およそ510円)で設定されているので、
少し高いと感じる人は多いかと思います。
・植物由来の人工肉を食べてみたい人
・スターバックスで販売されている「インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチ」に興味がある人
スターバックスは以前から乳成分不使用のドリンク、オートミール、ヴィーガン認証のベーグルといった植物由来の商品を販売しており、
今回はラインナップ拡大といった意味合いとなりそうです。
ちなみにスターバックスカナダではすでに2020年3月より植物由来の人工肉を使ったサンドイッチを販売開始しているが、
この植物由来の人工肉はインポッシブル・フーズからの提供ではなく、
ライバル会社である「ビヨンド・ミート社」となる。
スターバックスがなぜカナダではビヨンドミート社の人工肉、アメリカではインポッシブル・フーズ社の人工肉を選択したのか明らかにされてないが、
今後どちらの人工肉を使用した製品が使用され続けるのかスターバックスの動向に注目しておきたいです。
目次
インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチの外観と臭いは??
下記の写真の通りインポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチの見た目は完全に本物の肉に見えます。
気になる臭いも卵やチーズの臭いによって消されており、ほとんど植物由来の人工肉からの臭いを感じることはできないです。

またインポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチの中身を確認してみても、目玉焼きとパティとかなりシンプルなものとなっている。

インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチのお味は??
そしてこのインポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチを食べてみた感想は「かなり美味しく食べれるレベル」であった。本当に人工肉であることを忘れさせるぐらい美味しい仕上がりとなっている。

BEYOND BURGERの栄養成分表と成分

150g当たりの栄養成分は、
・カロリー:430
・総脂質:23g
・コレステロール:190mg
・ナトリウム:830mg
・炭水化物:22g
・タンパク質:36g
・カフェイン:0
日本への展開について
現時点で残念ながら日本への植物由来の人工肉を使用した製品展開の話はないが、
スターバックスは今回の「インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチ」発表に際して、
中国、ヨーロッパ、中東、アフリカ、ラテンアメリカなどの各地で植物ベースの食材を使うという取り組みを継続してきたと強調している。
またさらにその取り組みをいっそう強化すると述べているため、将来日本への展開も十分に考えられます。
まとめ
2020年6月にアメリカのスターバックスから発売された植物由来の人工肉を使用した「インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチ」を実際に食べてみた感想は人工肉とはおもえないほどの美味しさでした。
今後人工肉市場のさらなる拡大を感じるさせるに十分にインパクトのある製品だ。
いまのところ課題としてはコストがあげられ、
スターバックス価格戦略かもしれないがサンドイッチ1個に$5は少し高いかもしれません。
植物由来の人工肉に興味がある人はぜひ一度食べてみてみてはと思います。