
「海外駐在」と聞くと、
華やか・給料が上がる・人生経験になる
といったポジティブなイメージを持つ方が多いと思います。
一方で、実際に家族帯同でアメリカ駐在を経験してみると、
理想と現実のギャップを感じる場面も少なくありません。
この記事では、
アメリカ駐在を家族帯同で経験して感じた、メリット・デメリットを正直に紹介します。
これから駐在を検討している方、
帯同するか単身にするか悩んでいる方の判断材料になれば幸いです。
アメリカ駐在のメリット
① 給与・手当面のメリットはやはり大きい
会社や業界にもよりますが、
アメリカ駐在では以下のような待遇が付くことが一般的です。
- 駐在手当
- 住宅補助
- 学校補助(帯同家族がいる場合)
- 為替差益(円安時は特に大きい)
日本勤務時と比べると、
可処分所得が明確に増えたと感じるケースが多いと思います。
特に家賃補助は大きく、
アメリカの高額な家賃を自己負担せずに済むのは精神的にも助かります。
② 家族で「日本ではできない経験」ができる
アメリカ駐在の最大の価値は、
家族全員が海外生活を経験できることだと思います。
- 子どもが英語環境で生活する
- 多国籍な文化に触れる
- 国立公園やロードトリップなど、日本では難しい体験
特に子どもにとっては、
- 言語への抵抗がなくなる
- 多様性を自然に受け入れられる
といった、お金では買えない経験になります。
③ 仕事面での裁量と成長機会が増える
海外拠点では、
- 日本ほど細かい指示がない
- 自分で考えて動く必要がある
という環境になりがちです。
その結果、
- 意思決定力
- 調整力
- 語学力(必要に迫られる)
が鍛えられ、
ビジネスパーソンとしての成長スピードは確実に上がると感じました。
アメリカ駐在のデメリット(リアルな部分)
① 家族、特に配偶者の負担が大きい
家族帯同で一番大きな課題は、
帯同する配偶者(多くは妻)の負担です。
- 仕事を辞めざるを得ない
- 友人・家族と離れる
- 英語環境での生活ストレス
日本では当たり前だったことが、
アメリカではすべて自力になります。
この負担を軽視すると、
家族関係がうまくいかなくなるリスクは正直あります。
② 医療費がとにかく高い
アメリカ生活で最も怖いのが医療費です。
- 保険があっても自己負担が高い
- 子どものちょっとした通院でも緊張する
- 救急搬送は桁違いの請求が来る可能性
会社の保険内容をしっかり理解しておかないと、
精神的な不安が常につきまといます。
③ 日本の「当たり前」が恋しくなる
アメリカは住みやすい反面、
- 役所手続きが雑
- サービス品質にムラがある
- 時間通りに進まない
と感じることも多いです。
また、
- 日本食
- 温泉
- 清潔なトイレ
- 安全で便利な公共交通
こうした日本の快適さを、
離れて初めて痛感することになります。
④ 帰任後のキャリア不安
駐在中は良くても、
- 日本に戻った後のポジション
- 海外経験がどこまで評価されるか
これは常につきまとう不安です。
会社によっては、
- 駐在=評価アップ
- 駐在=日本の人脈が薄れる
と、真逆の結果になることもあります。
家族帯同で感じた「本音の結論」
アメリカ駐在・家族帯同は、
- 誰にとっても正解
- 誰にとっても幸せ
というものではありません。
ただし、
- 家族でしっかり話し合う
- メリット・デメリットを理解した上で決断する
ことができれば、
人生の中でも非常に濃い時間になるのは間違いありません。
私自身は、
大変なことも多かったが、
それでも「行ってよかった」と思っている
というのが正直な感想です。
まとめ|アメリカ駐在は「家族との覚悟」がすべて
アメリカ駐在の成否は、
- 給与
- キャリア
- 英語力
よりも、
家族が納得しているかどうかにかかっていると感じました。
これから駐在を検討する方は、
ぜひメリットだけでなく、デメリットも含めて家族で話し合ってみてください。
その上で選んだ駐在経験は、
きっと後悔しないものになるはずです。




