
アメリカ国立公園シリーズ⑥
アメリカ駐在中に行けた国立公園を紹介していきます。
第6回は「キャニオンランズ国立公園」
https://www.nps.gov/cany/index.htm
グランドサークル内にある国立公園の1つですが、知名度は高くありません。
ただグランドサークルにある5つの国立公園の中で一番面積が広いです。(約1,366㎢)
特徴的なのがコロラド川とグリーン川が公園内で交わっているため、3つのエリアに分かれてます。
①アイランド・イン・ザ・スカイ(Island in the Sky)
→メサアーチなど人気のスポットが多くあります。
②ニードルズ(The Needles)
→公園入口から遠く離れた奥地のため、長時間のトレイルか4WDの自動車が必須となります。
③メイズ(The Maze)
→名前通りに迷路のような場所。アクセスが大変悪く、徒歩かマウンテンバイク、又は車高の高い4輪駆動車にてのみアクセス出来る。
ちなみにそれぞれのエリアに行き来することができず、いちいち別の入口から入場しなければなりません。そのため一日では全て回ることは困難な国立公園となります。
簡単に見たいというかたであれば、①アイランド・イン・ザ・スカイ(Island in the Sky)のみの訪問をお勧めします。舗装された道と整備されたビューポイントが多くありますので、十分見応えあります。

キャニオンランズ国立公園の特徴
①グランドサークル内の国立公園で最大面積
②三つのエリアに分かれている
③メサアーチの朝日が有名
キャニオンランズ国立公園までの行き方
車でのアクセスが基本。アーチーズ国立公園から30分ほどのところにあるため、併せて訪問するのがおすすめです。
エクスペディアからキャニオンランズ国立公園付近のホテルを予約する。
ちなみに、ラスベガスからは約7時間、ソルトレイクシティからは約4時間ぐらいの距離となります。
キャニオンランズ国立公園内の見どころ
1.メサアーチの朝日
世界中のカメラマンが一度は撮りたいと言われている非常に人気のスポットです。
そのため、かなり早い時間から場所を確保しないときれいな写真は難しいです。

ちなみに私は11月末に訪れましたが、
11月末の日の入り時間は7:30AMぐらいで、モアブからおよそ50分かかることから、
モアブのホテルを5:00AMに出発しました。
早朝であれば国立公園のゲートは開いており、無料で入れます。
その後暗闇の中どんどん進んでいき、メサアーチ付近に駐車場(約20台ほど駐車可能)がありますので、そこに停めて下さい。
6時過ぎごろに駐車場に着きましたが、すでに多くの自動車が停まってました。

駐車場から少し簡単なトレイルコースの先にメサアーチがあります。約5-10分ぐらいな平地の簡単なトレイルです。
※迷子になるころはないと思いますが、暗闇なので懐中電灯を持参していいと思います。
また下の写真を見ていただけるとわかるかと思いますが、多くの観光客とカメラマンがメサアーチで朝日をみようorカメラに収めと朝早くから待機しております。
朝日によって映し出される美しい景色は少しの時間しか与えられませんので、少し殺伐とした雰囲気なので幼い子供を連れての訪問は避けたほうがいいかもしれません。

2.グランド・ビュー・ポイント
メサアーチから車で約10分の距離にあるのがグランドビューポイント。ここでは壮大な景色を見ることができます。
キャニオンランズ国立公園はマイナーな国立公園のため、静かな雰囲気で景色を独り占めできるのがメリットです。
2017年にキャニオンランズ国立公園を訪れた人数は742,271人となっております。
グランドキャニオンは6,254,238人、ヨセミテは4,336,890人で一番の訪問人数はテネシー州とノースカロライナ州にあるグレートスモーキー国立公園の11,338,893人となっております。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_national_parks_of_the_United_States


いかがだったでしょうか?
ツアーなどではおそらく組み込まれておらず、行くのなら自力しか手段がないと思いますが、
アーチーズ国立公園に訪れるのに併せて訪問を検討してみるのもいいと思います。
特にメサアーチの朝日は必見の価値ありです!!
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