
― 配当×成長で“生活を支える資産”をつくる ―
FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すうえで、多くの人が最初につまずくのが、
- どんな銘柄を持てばいいのか
- 高配当だけでいいのか
- 成長株は必要なのか
というポートフォリオ設計です。
この記事では、
**「米国株でFIREを目指すための現実的なポートフォリオ例」**を、
実体験ベースで解説します。
結論:FIRE向け米国株ポートフォリオの基本構造
まず結論から。
FIREを目指すなら、ポートフォリオは次の3層構造が最も安定します。
① 成長エンジン(資産を増やす)
② 収入エンジン(配当を生む)
③ 安定装置(暴落時の耐久力)
この3つを同時に回すことが重要です。
① 成長エンジン|資産を増やすETF・成長株
目的
- 投資元本を大きくする
- インフレに負けない資産を作る
- FIRE達成時期を前倒しする
具体例(40〜50%)
- S&P500連動ETF
- NASDAQ100連動ETF
- 米国株式インデックス
特徴
- 配当は少ないが、長期では資産増加の主役
- FIRE前半戦のエンジン
👉 FIREを急ぐ人ほど、この比率は重要
② 収入エンジン|高配当株・高配当ETF
目的
- 毎月・毎年のキャッシュフロー確保
- 「働かなくてもお金が入る感覚」を作る
具体例(30〜40%)
- 高配当ETF
- 通信・エネルギー・生活必需品株
- カバードコールETF(一部)
特徴
- キャピタルゲインは控えめ
- 生活費を支える“柱”
👉 FIRE後の生活を想定するなら必須
③ 安定装置|ディフェンシブ・現金ポジション
目的
- 暴落時にメンタルを守る
- 生活費を切り崩さずに耐える
具体例(10〜20%)
- 生活防衛資金(現金)
- 債券ETF(必要に応じて)
特徴
- 利回りは低い
- 「売らなくていい安心感」が最大の価値
モデルポートフォリオ例(FIRE志向)
バランス型(万人向け)
| 資産区分 | 割合 |
|---|---|
| 成長ETF | 45% |
| 高配当株・ETF | 35% |
| 現金・安定資産 | 20% |
配当重視型(FIRE直前・FIRE後)
| 資産区分 | 割合 |
|---|---|
| 成長ETF | 30% |
| 高配当株・ETF | 50% |
| 現金・安定資産 | 20% |
よくある失敗パターン
❌ 高配当だけに全振り
- 資産が増えない
- インフレに弱い
❌ 成長株だけ
- FIRE後のキャッシュフローが不安定
- 暴落時に売らざるを得ない
❌ 短期売買に走る
- FIREは「仕組み作り」
- トレードは再現性が低い
FIRE達成までのステップ感
1️⃣ 資産形成期
→ 成長ETF中心+少額配当
2️⃣ 加速期
→ 配当比率を徐々に増やす
3️⃣ FIRE直前・後
→ 配当と安定資産を主役に
👉 ポートフォリオは固定しない
👉 ライフステージで変えるのが正解
まとめ|FIREポートフォリオは「攻め×守り」
- 成長だけでもダメ
- 配当だけでもダメ
- 両立して初めて「生活できるFIRE」になる
米国株は、
長期・分散・再現性の点でFIREとの相性が非常に良い市場です。
焦らず、
「増やす → 支える → 守る」
この3点を意識して、自分なりのFIREポートフォリオを作っていきましょう。
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