![アメリカ駐在員が現地の証券口座を開設するメリット[Firstrade証券]](https://tmasonblog.com/wp-content/uploads/2021/07/Firstrade-stock.jpg)
最近投資に興味を持ちはじめて株式投資を始めてみたいという方も多い方と思います。
特に米国株への投資は、
1株単位で購入できることや、誰でも知っている会社に投資できるので
人気が上がってきています。
そのなかで、アメリカ駐在している間に現地の証券口座を作ろうか迷っていませんか?
実は駐在員であればSSN、現地住所、電話番号があるので、
10分もかからずに証券口座を開設させることができます。
※Firstrade証券は口座開設時に$1もチャージすることなく作ることができます。
この記事を読むことによって、アメリカ駐在中に証券口座を開設することによるメリットとデメリットについて知ることができます。
Firstarada証券がおすすめです。
目次

Firstrade証券をおすすめする理由
Firstradeをおすすめする一番の理由として、
「日本に帰国しても、口座を運用可能」だからです。
現地採用であれば特に気にする必要はありませんが、
いずれ日本に帰ってしまう駐在員は、日本帰る時に口座をどうするのか悩むものです。
Firstrafe証券であれば、
International Accountsへと移行することによって、
日本にいながら同じアカウントで米国株に投資することができます。

アメリカ駐在中になぜ現地の証券会社の口座を開設するのか?
どうせ日本に帰るのだから、帰国してから日本の証券会社から口座を開設したほうがいいじゃないかと思う方も多いかと思いますが、
あえてアメリカ駐在中にFisrtrade証券を開く理由について説明します。
おすすめする理由①:投資銘柄のバリエーションが豊富
日本ではSBI証券、マネックス証券といった大手の証券会社で米国株に投資することができます。
年々投資できる銘柄も増えてきてますが、
まだまだ投資できない銘柄も多く存在しているのも事実です。
下記に日本国内の大手証券会社であるSBI証券, マネックス証券、DMM.com証券、楽天証券とFirstrade証券が取り扱っている個別銘柄とETFの数をまとめてみました。
個別銘柄だとFirstrade証券は1000近く多く取り扱っており、
さらにETFだとFirstrade証券は2000と桁違いに多く取り扱っていることがわかります。
SBI | DMM.com | マネックス | 楽天 | Firstrade | |
取扱個別銘柄 |
4200 |
882 |
4097 |
3678 | 5200 |
取扱ETF |
300 |
88 |
300 |
300 | 2000 |
最低手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
日本国内の証券会社ではまだ投資できない人気のある銘柄として、
→ナスダック100に連動したETF「QQQ」にレバレッジ3倍をかけたETF。
→破壊的イノベーション関連企業の株式銘柄への投資。マネジャーはキャシー・ウッドで「女性版ウォーレン・バフェット」と言われている。
・MJ(ETFMG Alternative Harvest ETF)
→大麻関連株ETF。
おすすめする理由②:日本帰国後でも口座維持が可能
アメリカ駐在中に貯まったドルを円に両替して、日本の銀行に転送してもいいのですが、
せっかく貯まったドルをせっかくだったら運用したいと思う方にとっては、
Firstrade証券は手軽にドル預金に転送でき、運用することができます。
日本帰国後の手続きも以下の流れで簡単にアカウント移行させることができますので、
日本で生活しながらドル運用が可能となります。
- International Accountの開設
- Internal Transferを申請し、International Accountへポジションを移す
- W-8BENの提出
駐在中にアメリカの証券会社を開設するデメリット
一方メリットだけでなく、
当然アメリカ駐在中に証券口座を開くデメリットもありますので、併せて説明します。
デメリット①:税金面がややこしい
Firstrade証券でもし利益が出た場合は、日本での確定申告が必要となります。
すでに確定申告の経験がある人にとっては、大したことがないかと思いますが、
普通のサラリーマンであれば基本的に確定申告は全て会社任せになって、
自分で確定申告なんてできるはずないと思うかと考えますが、
安心して下さい!!
実はFirstrade証券を用いて利益が内に課税されるものと、非課税になるものが存在しているのです。
つまり非課税であれば、確定申告をする必要がないのです。
●非課税にする方法1
売却せずに超長期保有しておく。
売却したときに得た利益が20万以上/年間だと確定申告の必要が発生するので、
購入した銘柄を売らなければいいというわけです。
●非課税にする方法2
配当金をそのまま同じ銘柄に再投資する。
配当金が得られた場合でも確定申告が必要となってきます。
ただし配当金を確定させずにそのまま同じ銘柄に再投資すれば、非課税となります。
Firstrade証券ではDRIPという機能があるので、一度設定すれば自動的に再投資されます。
配当再投資計画 (Dividend reinvestment plan)
→なので私個人のおすすめとしては、
日本の証券会社で購入することができないETFを購入して、もしそのETFが配当金を出しているのなら
DRIP設定を行って、超長期ホールドするというスタンスです。
一方、日本の証券会社では、個人銘柄を定期的に入れ替えてもいいですし、デイトレードして売却益を得ても
特定口座であれば確定申告する必要がありません。
デメリット②:英語で全て対応する必要がある
これはアメリカで駐在していれば英語に対するハードルは低いかと思いますが、
アメリカの証券会社のため、
サイトや株式購入などは全て英語で行わないといけません。
当然なにか問題が起こった場合も、英語でのやり取りが求められます。
とはいえ、アメリカで生活しているとほとんどが英語で対応しないので、
駐在員であれば特に心配する必要はないと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アメリカ駐在中に現地の証券会社を開設する場合、Firstrade証券をおすすめしましたが、
税金面でややこしいから敬遠しているという方も多いのではないでしょうか。
確かに確定申告など今まで行ったことがない人にとっては、何をしていいのか見当もつかないかと思います。
それでもせっかく駐在中に貯まったドルを日本円に替えて貯金もしくは日本円で運用するより、
経済成長中で誰でも知っている会社にドルで運用するほうが将来性が高いと思います。
口座開設するのに費用はかかりませんし、
口座維持するにも無料で使用することができます。
ですので、せっかくドルでの運用に興味があるのであれば一度証券口座を開いてみて、
株式投資がどういったものなのか経験してみるのもいいと思います。
「習うより慣れよ」という言葉もありますので。