
アメリカで生活していると、
星条旗(アメリカ国旗)を本当によく目にします。

- 公共施設
- レストラン
- 一般企業
- 個人の住宅
日本と比べると、
国旗が日常生活に溶け込んでいる国だと強く感じます。
星条旗が「半旗」になっているのを見たことはありませんか?
そんな中、
たまに 星条旗がポールの途中まで下げられている 光景を見かけることがあります。
これがいわゆる 半旗(Half-staff / Half-mast) です。
結論から言うと、
半旗は「国や地域が喪に服していること」を示しています。
星条旗の豆知識(簡単に)
アメリカ合衆国の国旗は、
- 赤と白の13本の横線
- 左上の青地に50の白い星
で構成されています。
それぞれの意味は以下の通りです。
- 13本の線:独立当時の13の入植地
- 50の星:現在の50州
独立当時(1777年)は星は13個しかなく、
州の増加とともにデザインが更新され、
現在までに 26回デザイン変更 されています。
半旗は誰が決めるの?
半旗にするかどうかは、
- 米国大統領
- 州知事・準州知事
によって布告されます。
また、必ず半旗にしなければならない特定の日も定められています。
アメリカで半旗にする特別な日
- 5月15日:保安官記念日(殉職警官追悼)
- 5月最終月曜日:メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)
- 7月27日:朝鮮戦争退役軍人休戦記念日
- 9月11日:愛国の日(同時多発テロ追悼)
- 12月7日:真珠湾攻撃の日
人物の死去に伴う半旗期間
以下の場合も半旗が掲げられます。
- 大統領・前大統領:死去後30日間
- 副大統領・議会指導者・司法長官:10日間
- 最高裁判事・州知事など:埋葬まで
- 議員:死亡日および翌日
さらに、
- 銃乱射事件
- 大規模災害(ハリケーン・トルネードなど)
- 地域や組織内での訃報
といった場合、
各自治体・企業が独自判断で半旗を掲げることもあります。
実は日本でも半旗は行われています
日本では国旗を見る機会が少ないため、
あまり知られていませんが、日本でも半旗は実施されています。
例としては、
- 8月15日(終戦の日)
- 天皇・皇后・皇族の葬儀
- 内閣総理大臣経験者の葬儀
- 阪神・淡路大震災
- 東日本大震災
- 海外要人への弔意
などがあります。
半旗の理由を知りたいときに便利なサイト
「今日は何があったんだろう?」と気になったら、
以下のサイトが便利です。
👉 halfstaff.org
その日に半旗が掲げられている理由が、
全米・州別に一覧で確認できます。
まとめ
- アメリカでは国旗が日常的に掲げられている
- 半旗は「国や地域が喪に服している」サイン
- 大統領や州知事が布告する
- 特定の日・事件・人物の死去で掲げられる
- 理由は halfstaff.org で確認可能
アメリカで半旗を見かけたとき、
その意味を知っているだけで、
その国の文化や価値観が少し身近に感じられるはずです。


