
アメリカでは日本でいう「車検制度」がなく、各州によって定められた基準(安全検査と排出ガス検査)に遵守する必要があります。
下記の図は検査が必要な州なのか、それとも検査が必要ない州なのかを表したものとなります。


・定期的な安全検査が必要
・販売または譲渡時に必要な安全検査
・別の管轄区域から車両を登録するときに必要な安全検査
・いくつかの分野で必要とされる排出テスト
・すべての分野で必要な排出ガス試験
・検査不要
15の州(テキサス、ニューヨークなど)では定期的な検査が必要な一方、13の州は検査不要となってます。
またそれ以外の州でも適宜排出ガスの検査を実施することになっているようです。
日本での場合、日本で自動車を購入したら、必ず欠かすことの出来ない車検という制度。
保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度。
一般的な自家用車であれば新車を購入してから3年経過後に1度。そして、それ以降は2年に1度に必ずこの検査をパスしなければなりません。
また車検にかかる費用は決して安いものではなく、かなり負担になっていると思います。
いちおう自賠責保険料、重量税、印紙代(継続検査手数料)に関しては法定費用なので、全て一律に決められてますが、
検査手数料・点検料・整備料等の金額は点検業者によって変わります。

2年に1回、車検にかかる費用を準備しなければならない日本に対して、車検のないアメリカでは車にかかる維持費は日本ほどかかりません。
一方、車検のないアメリカでは車のメンテナンスは全て個人で対応しなければいけません。
もしこれを怠ってしまうと、走行中にトラブルが発生したり、最悪廃車になってしまうケースもありますので、車検がないからといって素直に喜べないのが現状です。
アメリカでは高速道路の路肩によく故障した車が乗り捨てられているのを見かけます。
また錆だらけの車が走っていたり、サイドミラーがなかったり、ガラスがなかったりと、みるからに危険な車が普通に走ってます。
車の定期点検のなかでタイヤ交換する際に、使うと便利なサイトを紹介します。
そのサイトが「TIRE RACK.com」です。
https://www.tirerack.com/content/tirerack/desktop/en/homepage.html
このサイトを使えば、保有している車がどの種類のタイヤを選べればいいのか教えてくれ、かつ3種類の候補タイヤを提示してくれます。

まずは上記の「Try Our Tire Decision Guide」をクリックしましょう。

すると上記の内容が表示されますので、タイヤを交換したい自動車のメーカーと車種、年式を選択して「Next」をクリックして下さい。

該当するタイヤの種類が表示されます。そのあと、目的やタイヤに求める性能の質問を答えたら、おすすめのタイヤを3つ提示してくれます。

このサイトを使用することで交換できるタイヤを簡単に見つけることができますし、パフォーマンスやコストを簡単に比較することができますので、かなり便利です。
まら購入したタイヤも近くの整備業者に配送してくれ、配送後にそこに行ってタイヤ交換を実施するだけです。