先日経営破綻したハーツ・グローバル・ホールディングスですが、
有名な米富豪投資家のアイカーン氏は自身が持っているハーツ株を全て売却したとの報道がありました。
アイカーン氏、破産法申請したハーツの全株売却-1730億円損失
ハーツ株式全体の39%近く持っていたとのことで、1株あたり$0.72で5534万株を売却したようです。
売却額は5534万株×$0.72=3984万ドル(約43億)
とんでもない売却額となりますが、
アイカーン氏曰く、今回の売却で「多額の損失」被ったとのことですが、、、
損失額は「16億ドル」(約1730億円)!!
あまりにも損失額が大きく、他人事ながら米富豪の偉大さを感じました。。。
この報道を受けて、ハーツ・グローバル・ホールディングスの株価は絶賛暴落中です。
アイカーン氏の投資手法とは?
私自身あまりアイカーン氏について知らなかったのですが、(知らなかったのが恥ずかしいレベル。。)
アイカーン氏はウォール・ストリートで最も成功した投資家として知られるビリオネアのようです。
彼の投資手法、というか哲学は変わっており
「誰も欲しがってない時に買うこと」
つまり落ちているナイフの時に、リスクを恐れずに攻めの姿勢。
相場の格言に「落ちてくるナイフは掴むな」というのがありますが、この格言とまったく逆の姿勢がアイカーンの投資哲学。
ハイリスクハイリターンといったところでしょうか。
確かに大暴落中におおくの資金を注入することで、リバウンドした時の利益をとんでもないことなります。
ただこの手法はやはりある程度の資金力がないと通じないじゃないかなと思います。
まだまだ弱小投資家である私はハイリスクをとることができませんので、
おとなしくコツコツと積み立て投資しておいたほうが無難ですね。