(30歳代)アメリカ駐在員の給与を公開

こんにちは、2014年からアメリカの中西部に駐在しているTmason(@Tmasonblogusa)です。

アメリカに駐在していると知人に話をすると、

必ずお金の話が出てきて、

駐在員ってかなりお金貰えるんでしょう?

とか、

6年も駐在していると家が建てれるぐらいお金貯まったんじゃないの?

といった、

駐在員=高収入のイメージが強くあります。

アメリカに駐在するとどの程度の給与が貰えるのか、なかなか情報がありませんので、

実際にアメリカに駐在6年半している私の給与体系について公開します。

Tmasonのスペック

会社: 非上場メーカー

役職: 研究員

勤続年数:12年

駐在歴:6年半(2014年から)

学歴:Fラン大学

家族:妻1人、子1人

日本在籍時の額面年収:600万弱*

 

 

アメリカ駐在員の給料詳細

この条件となりますが、毎月振り込まれる給料は$4、890です。

 

日本円にして約50万ほどもらえていることになります。

ただこの50万には住宅手当($1、275)が含まれてますので、それを差し引くと約40万が手取りとなります。

これから駐在される方や駐在をスタートしたばかりの方に少しでも参考になれればと思います。

 

 

収入と支出の詳細

ざっくりと一カ月の収支を公開すると、以下のような感じです。

収入

1.月給(手取り):$4,890

→税金などは全て会社負担となり、手取りで$4,890が毎月振り込まれてます。

この金額は変動することなく1年間一定となり、残業代やボーナスは支給されません。


支出①:家賃

2.家賃:$1,275

⇒2ベッドルーム2バスルームのアパートメントとなります(1300Sq.Ft.(約120m2))

クラブハウスには小さいですがフィットネス、プールなどが備え付いてます。

日本人に人気な比較的治安が良く、教育水準が高いエリアを選んでますので、少し高いです。

ただニューヨークやロサンゼルスといった大都市と比較すると安いほうですかね。

 

支出②:電気代

3.電気代:$190.84

⇒季節変動があります。

冬場は零度以下になるため暖房が常に稼働してます。そのため電気代は少し高く$190-220付近になりがち。

一方夏場は乾燥しているため室内は涼しく、エアコンの使用頻度は低いため電気代は$100以下になります。

またガスの使用はなくオール電化のアパートメントとなります。

話が脱線しますが、湯沸かし器も電気で温めているため、シャワーを使用するとすぐにお湯がなくなってしまいます。(50Lの貯水タンクに温水を貯めているため)

夏場はまだ我慢できますが、冬場は、、、風邪ひきます。日本のガス湯沸かし器が欲しいです。

 

支出③:水道代

4.水道代:$61.57

⇒3人家族で普通に使用して、$50-60ぐらいです。水道代は通年であまり変動はありません。

 

支出④:通信費

5.通信費:$175.73

⇒ネット(Wifi)とケーブルTVを契約してます。

200チャンネル以上見れる契約プランとなっているので少し高めです。

あまりTVを見てませんし、日本の番組が見れないので契約プランを見直してもいいかもしれません。

ケーブルTVが$79.99でネット(Wifi)が$59.99であといろいろTaxやレンタルモデムとかに費用がかかってます。

 

支出⑤:子供の学費

6.その他:$$$

⇒1-5までが固定費です。6.その他が変動してます。

食費、ガソリン代、日用品などなど。あと旅行に行った際の雑費などで、多いときは$3,000で少ないときは$1,500となります。

そのため、贅沢な生活をしなければ月$1,500ぐらいの貯金は十分できる状況になってます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

やっぱり駐在員のほうが給料高い、

駐在員のわりにはあまり給料もらえてない、

など人や立場によって、意見が割れるでしょう。

昔は「駐在すると家が建つ」といったフレーズができたぐらい高待遇だったかもしれませんが、

現在はそこまで高待遇ではないかもしれませんね。

特にアメリカは物価が日本と比較して高いので見かけ上は給料upしているように思いますが、

その分収支も高いので、そこまで貯金ができるかは??です。

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