
過去「アメリカレンタカーのおすすめ会社」として紹介したことがあるレンタカー大手のハーツ(Hertz)が、
5/22に米国の裁判所に対して、「連邦破産法11条の適用を申請した」と発表されました。
●米レンタカー大手、ハーツが経営破綻…新型コロナウイルスの影響
連邦破産法11条の適用を申請した理由は、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、業績が急激に悪化したため。
各国政府が出した移動制限により、レンタカーのキャンセルが増加し、予約も減少。
レンタカー需要の大幅な落ち込みが、経営をもろに直撃した形になります。
実際私も7月にカナダのバンフ旅行を計画しており、その際ハーツのレンタカーを予約してましたが、
旅行中止を決めてキャンセルしました。
ただハーツからの発表によると、
連邦破産法11条の適用を申請した後も、新たに資金を得て、全世界で営業を継続する方針のようです。
実際ハーツからも以下の内容のメールが届いてます。


ひとまず現状ハーツからレンタカーが借りれるし、
今後も事業が継続され予約、発行済バウチャー、ロイヤルティ・プログラムなども引き続き有効だと発表されているので一安心です。
ただこの経営破綻の再生案の1つとして、
全世界のおよそ50%、およそ2万人の従業員の人員削減を行う予定
なので、今後のサービス低下が懸念されます。
現在のハーツの株価は??
ハーツ「ハーツ・グローバル・ホールディングス」として、ニューヨーク証券取引所に上場しております。
今回の経営破綻を受けて、株価が暴落しているかと思いましたが、
一度コロナショックの影響で大大暴落しており、経営破綻の報道ではそこまで株価が下がってませんでした。
いかがだったでしょうか。
コロナの影響で多くの企業の業績が苦しんでいく中、米レンタカー大手のハーツも大打撃を受け経営破綻のニュースが発表されました。
業務は引き続き継続されるとのアナウンスがありましたが、
サービス低下は必須となりますので、
次回以降のハーツ利用は少し考える必要があるかもしれません。
とは言え、コロナが終息しない限り旅行の計画が立てにくいので、早く収束することを祈るばかりです。